山門 川崎市指定重要歴史記念物
1990年(平成2年)指定
構 造 桁行11尺 梁行10.5尺
四脚門 切妻造・本瓦葺
南面
上 棟 1854年(嘉永7年)
棟 梁 登戸 小林彌太郎信久
副棟梁 登戸 小林佐吉作清
彫 工 江戸深川 後藤弥太郎氏前
総欅造り、小壁や妻壁を彫刻で埋め、また木鼻および持送り彫刻や虹梁表面の浮き彫り、あるいは冠木の地紋彫りなど彫り物を多用し、幕末期の特徴をよく示している。門扉の定紋は、彫工と大工が競争して制作したもので、左右の扉の彫りが異なっている。当時の職人の心意気が伝わってくる。